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『コンフィデンスマンJP』のあらすじと感想

※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。

第1話
ゴッドファーザー編

放送日:2018.4.9
あらすじ・ネタバレ

フィンリー・ダンの名言を読み上げるダー子。

ホストクラブ「K」社長の矢代が「K」No.1ホストの心人に大々的に売り出すことを車の中で約束する。礼儀知らずをしつけるのは大人の役目。この店全部つぶしましょと「THE BIG STORE」に入っていく2人。奥の部屋に通され、そこは闇カジノへとつながっていた。

「THE BIG STORE」オーナー・夜桜の麗を見つける。麗は久美子を見つけると喜んで近寄る。久美子は「遊ばせてもらうわよ」というと奥の部屋へと通される。そこでは丁半博打が行われていた。麗は「これをお使いください」と大量のチップを久美子に渡す。壺ふりの政吉が瞬きで合図を送る。久美子と心人はボロ勝ちする。

1日前--

久美子と心人は政吉に麗から願えるよう金を渡す。

ボロ勝ちした2人は麗を挑発して勝負を挑む。麗は勝負を受ける代わりに壺ふりを交代する。麗が壺をふり、久美子に選ばせる。政吉のほうを向くと「半」という合図を送っている。それを確認した久美子は「半」と宣言。麗は「丁」と宣言。出た目は「四一」の半。

この金は渡さないともみ合う2人。そこへ警視庁が踏み込む。麗は日本刀を抜き振り回す。麗は撃たれ、その場へ倒れこむ。久美子は必死に逃げる。撃たれたはずの麗が生きている。これはダー子たちの大掛かりな演技だったのだ。中古車会社の石崎社長が仕組んだ罠で、妻と娘をホストに狂わされた壮大な復讐劇だったのだ。

社長の1億と久美子から巻き上げた1億を石崎社長の車のトランクに乗せるダー子たち。社長が自宅に帰ってカバンを開けると中身はぬいぐるみだった。本物の2億は3人がすり替えていた。

ダー子が「コンフィデンスマンの世界へようこそ」と画面に投げキッスをしてプロローグが終了。

家で今回の収穫を祝う3人。ボクちゃんは今回限りでダー子を手伝うつもりはないという。人を騙すことは悪いことだから足を洗うという真面目なボクちゃんは札束を2つ持って出ていく。

5ヶ月後――

スーツに身を包み「おはようございます、社長」と挨拶をするリチャード。屈強な男たちに囲まれる。

ダー子が電話に出ると「えぇ」と驚く。ボクちゃんが急いで病室に向かうと昏睡状態のリチャードがいる。ボクちゃんは「誰にやられたんだ」とダー子に詰め寄る。やったのは財団法人「あかぼし」の会長。裏の顔はヤクザの黒幕。日本のゴッドファーザーと呼ばれている。公益財団を隠れ蓑に数百億円の現金を隠し持っている。しかし国税庁の捜査の手は着々と忍び寄っている。そこを突こうとしたのだという。

赤星が海外に持つ家に資金を移したがっている。そこに糸を垂らした。相手は食いつき、順調に進んでいた。赤星と信頼関係を積み上げていき、ついに現金を密輸する相談を持ち掛けてきた。そこで現金を奪う予定が赤星は現れず、リチャードが瀕死で運ばれたという情報が入った……ボクちゃんはリチャードの敵を討つことを決意。

作戦のため、ダー子は客室乗務員になる、ボクちゃんにはパイロットになれという。さすがに今からパイロットは無理じゃないかというボクちゃんを尻目に、3ヶ月後客室乗務員として働くダー子の姿があった。

フィリピンの空港で赤星と部下が3人で歩いている。すれ違いざまぶつかったのはボクちゃんだ。客室乗務員のダー子がボクちゃんにカバンを渡す際、手が滑って中身をぶちまけてしまう。カバンには札束がぎっしりと詰められていた。大声で罵倒するボクちゃんに対し、申し訳ございませんと平謝りしながら札束をしまうダー子。ダー子に部長から電話がかかってくる。「いつまでこんなことをやらせるのか、いくらJrだからって、こんなの犯罪行為だ」とグチるダー子。

やりとりを一部始終見ていた赤星は部下に2人を尾行させる。

フィリピンの市場で落ち合う赤星ら。後ろにはダー子が1人で落ち込んでいた。赤星はダー子に声をかけ、酒に酔わせ、大手空港会社への口利きをちらつかせ、特別な待遇を聞き出そうとする。

Jrの部屋に訪れる赤星とダー子。大金を不法に密輸しているJrとその手伝いをしているダー子に対し、仲間になるか通報されるか選べと詰め寄る。

上手くいったことを喜ぶ2人だったが、赤星はライジングエアラインのオーナーの家族を調べておけと抜かりがない。赤星の部下がライジングエアラインオーナー宅を外から覗いていると、外で犬と遊んでいる夫婦に「ただいまー」とボクちゃんが戻ってくる。犬を飼いがっている姿に赤星の部下は納得して帰っていく。

赤星のオフィスに2人が「協力したい」と申し出る。赤星は荷物をマニラに運ぶよう伝える。その際、荷物の中身を知ることと赤星の名前を出すことは厳禁だと告げる。

職員を買収して荷物を通す2人。マニラに着くとボクちゃんが警察に捕まる。中身は覚せい剤だった。誰に頼まれたか言わないと死刑になると言われるが黙秘を貫き拘留される。赤星が金で解決し、口を割らなかったボクちゃんをファミリーとして迎える。

テストが終わり、スーツケース20個分の現金を運ぶことになる。保安検査所に向かうと国税局査察部が現れる。慌てる2人。部下に20個のスーツケースを開けさせると中を見るとすべて旅行グッズだった。警察が駆けつけ国税局の人間かどうか確認させる。偽国税局員は逃げ、それを警察が追いかける。すると赤星の別の社員がスーツケースを持ってきて旅行グッズの入ったスーツケースと取り換えていく。

保安検査を買収して通り、スーツケースを手荷物で持ち込む。移動中の機内で「情報が漏れたときはお前たちのせいとすると言ったことを覚えてるな?覚悟はできてるな?」と脅す赤星。突然揺れる機内。バードストライクによりエンジンが停止。目的地へは行かず、最寄りの空港へ引き返すことになる。しかも不時着に備え、重量のある手荷物を放出するという機長の指示で飛行機からすべてスーツケースを投げ捨てる。

パラシュートを背負って逃げようとするダー子を抑えてパラシュートを奪い、部下にお金を取りに行ってこいと指示するも、誰もひるんで行きたがらない。無理やり行かせようとするが、ダー子は「無理強いしちゃ行けませんよ。お金よりも大事なファミリーじゃないですか。それとも只の飼い犬だったかなぁ」と笑う。

赤星は自らパラシュートを背負って「俺が成功した理由を教えてやる。誰も信じなかったからだー」と言い残し飛び降りる。

鳥取砂丘でスーツケースを見つけ中身を確認するとすべて紙きれだった。

機内で喜ぶ全員。札束をもらって喜ぶ機内の人たち。赤星の部下たちにも「やり直しな」札束をいくつか渡す。赤星が誰も信頼していないことを見抜いていたのだった。配ったお金と経費で消え、今回の収穫は数十円。

感想

すごーい!大どんでん返し。まさかそこから??ってくらいオーシャンズ11もビックリ!

ダー子は潰されたお団子屋さんのために赤星をターゲットにしたんだね。

長澤まさみさんは本当にこういうコメディタッチの役が似合うなー。あんなに美人なのに。

第2話
リゾート王編

放送日:2018.4.16
あらすじ・ネタバレ

ダー子はロシアのマフィア・ウラジミールをグルメ本には一切乗らない寿司の名店「六郎太」に案内する。大将の握る寿司を食べるウラジミール。覆面調査員を発見すると帰ってもらう。三ツ星をくれるというが、そんなものはいらないと。

ウラジミールはチェーン店の寿司とは知らずに「初めて本物を食べた」と感動する。ぜひモスクワで出店したいと話を持ち掛ける。あと一歩で2億円ゲットというときにビルの管理人が「勝手に入っちゃダメだよ」と入ってくる。ダー子たちは一目散に逃げるのだった。

家に帰って乾杯する。ボクちゃんは反省しろ!金輪際縁を切ると言って出ていく。

2ヶ月後、ボクちゃんは戻ってくる。ひなびた温泉の老舗旅館で住み込みで働くことにした。しかし、その旅館は経営不振で売却することになった。売却先は新進気鋭の桜田リゾートだ。業界の救世主と言われている。

しかし、5年前に一度桜田リゾートから売却のオファーがあるも、断ったという。それから口コミサイトでは悪意ある口コミが蔓延し、業績が一気に悪化。そして査定額はゼロ、すずやの看板も外す。従業員の再雇用もスキルが達していなければ容赦なく切る。完全にしてやられた。

ボクちゃんはすずやを桜田リゾートに売却しなくて済むよう、1億5,000万円を桜田リゾートから奪い取るために戻ってきたのだった。

桜田しず子は欲しいものは何があっても手に入れる、彼女の目標はこの国の観光を牛耳ること。政界にもパイプがある。口コミサイトを操作するなんて序の口、収賄、談合、地上げ、裏の世界ともつながりがある。期待通りの人物だと喜ぶ3人だった。

しず子が欲しくて欲しくてたまらないIR事業をエサにすることに決めた3人。

ダー子はしず子の側近になるべく、行動に移す。

桜田リゾートに就職したものの、新人は仲居から始めなければならないというルールでクタクタのダー子。だがもうすぐお呼びがかかるはずだという。

IR事業を統括する国交省・水内大臣の黒い噂が出始める。地元にカジノを誘致するという噂だ。ダー子はその地元の建設業者の娘である。

ダー子が桜田社長に呼ばれる。側近にしてやるから水内とのパイプ役になれというのだった。

感想

本当、仕込みは完璧。ボクちゃんは甘いな~ だからボロが出てバレちゃうんだよなー

あらら、ボクちゃん撃たれちゃった。

なぬー!まさかの小松武夫偽物だったかーーーーーーーー

五十嵐からすべて仕込みだったのか。

えぇすずやまで仕込みなの!?!?!?!

さすがにすずやは仕込みじゃなかったか。でも上手く誘導してるな~

ボクちゃん、お金だけ置いてくるなんていいやつ。でも女将と料理長、その金で都内に逃げて小料理屋ひらいてる笑

桜田社長も潔いね。桜田リゾートから身を引いてイチから野望をスタートさせるなんて。今度はもっとずる賢く上手く勝ち上がってくるんだろうな。

第3話
美術商編

放送日:2018.4.23
あらすじ・ネタバレ

カフェで過ごすボクちゃんは壁に飾ってある可愛らしい絵に見惚れていた。そんなボクちゃんに、この絵の作者のユキが個展の案内を渡す。個展を訪ね、中止を知ったボクちゃんは、マスターに事情を聞きユキの家を訪ねて行くのだった。

リチャードに電話をかけるボクちゃんはダー子に内緒で手を貸して欲しいとお願いする。しかし、リチャードはすぐにダー子にも話してしまう。

城ヶ崎善三。お宝鑑定の番組を持つ美術評論家。ユキが城ヶ崎に出会ったのは半年前、特別講師として美大にやってきた時だった。ユキの絵に可能性を感じるという城ヶ崎。絵を教わるために城ヶ崎の元に通うユキは、城ヶ崎と関係を持ってしまった。

交際が3ヶ月経つ頃、ユキは城ヶ崎に個展に一言コメントがほしいと切り出すが、こんな絵を推薦したら名前に傷がつくと断られてしまう。ユキの作品には可能性がない、若いうちにパトロンでも見つけろと言い放つ。その言葉にショックを受けたユキは自殺未遂をしてしまったと言うのだった。

ターゲットを城ヶ崎に定め、情報を集める3人。生まれは大阪の貧しい家庭。画家である父親は才能はないのに気位だけは高く家族は苦労したと言う。そのため才能のない画家を嫌い、そんな画家たちに印籠を渡すべく美術評論家になったという。独学で習得した目は本物でバブル崩壊後に行方不明になっていた名画たちを発掘し、名を馳せた城ヶ崎。そんな城ヶ崎は、持ち込まれた美術品を不当に安く買い上げ、裏社会の顧客に密かに売却し大儲けするようなお金に汚い男だった。

ところ変わって、城ヶ崎の開くオークション会場で美術品を次々と高額で落札するダー子。中国人バイヤーの王だと城ヶ崎に名乗るダー子は、夕食を共にし意気投合させてみせる。

そしてダー子は部屋に戻り、城ヶ崎への餌作りに励む。有名芸術家のまだ見ぬ作品で城ヶ崎を釣り上げようとするダー子だが、ダー子の絵の才能では城ヶ崎は釣れないとある男を訪ねるのだった。

絵画修復師である伴のもとを訪ねた3人。贋作画家の顔も持つ伴はピカソの絵の贋作を作ると言う。1ヶ月後、伴の仕上げた絵を見た3人は完成度の高さに驚くが、これが本当にピカソの作品と認められるのかと不安視する。お金儲けの好きな城ヶ崎はこの絵を絶対に本物だと断定するとダー子は見込み、ボクちゃんに指示を出すのだった。

城ヶ崎の元へ伴作った贋作を持ち込むボクちゃん。沼田と名乗るボクちゃんは、亡くなった父親の集めた物だと鑑定を依頼する。そこへ王(ダー子)もタイミング良く訪ね、見たことのないピカソの作品だ、その絵を買いたいと言い張る。しかし、偽物を掴ませようとしたダー子の作戦も虚しく、城ヶ崎はこれは犯罪の証拠品だと言い切った。得意気に騙されるのは無知だからだと言う城ヶ崎を前に、ダー子は肩を落とす。ピカソの贋作を見破ったことで、城ヶ崎はさらに名声を上げることとなる。

ダー子は完敗を認め、打ちひしがられる。さらなる贋作を差し出しても城ヶ崎は確実に見破ってしまうため、引き下がるかと聞くリチャードだが、ダー子は伴の仇を打つと言う。お取り寄せの卵を楽しむダー子はあることを閃いた。

3ヶ月後、またもや美術品を大量に持ち込む沼田(ボクちゃん)。その中のある絵が城ヶ崎の目に止まった。その絵は1923年、山本巌という素人の作品だという。城ヶ崎はあることを閃き、沼田からこの絵を買い取るのだった。

山本巌が絵を描いた1923年はフォービズムが始まり出した時期だと、この作品を評価した城ヶ崎はオークションでこの絵を売りに出した。王(ダー子)はこれを1000万円で落札し、そして、この絵の出所を教えてほしい、まだあれば買いたいと続けた。無名の画家の作品が高額で落札されたと、この絵への注目が一気に集まる。

そこへネットを見たと山本巌の作品を持ち込む五十嵐。どこでこれを手に入れたのかと問う城ヶ崎に茨城の親戚からもらったのだと言う。早速茨城の山本宅を訪問する城ヶ崎に巌の写真を一枚差し出すリチャード。

遡ること3ヶ月前。美術評論家にとって最大の喜びは何だと思うかと問うダー子は、有名アーティストそのものを発掘することだとボクちゃんに教える。「絵は心で見るものじゃない。知識と情報で見るものだ」という城ヶ崎の言葉を受け、生前は評価されなかったが死後に評価を得たゴッホのような画家を作り出せばいいんだとダー子はまだ見ぬ天才を作り出そうとしたのだった。

茨城を訪ねてきた城ヶ崎に、28歳で病死した巌の生い立ちを話し、遺された絵を見せるリチャード。これらは全てボクちゃんやリチャードが写真にエフェクトしたものを頼りに描いた物だった。この絵を見た城ヶ崎は、早すぎた天才だと感銘を受ける。この絵を全て1000万で買い取りたいと言う城ヶ崎のもとに王(ダー子)と沼田(ボクちゃん)がやってきた。王(ダー子)は3億で買い取ると言い、焦る城ヶ崎は「私が売り出すから価値がある。素人画家をゴッホにできるのは自分だ」とまくし立てる。そして、城ヶ崎はこの絵を3億5000万で買いとり、満足気に去って行くのだった。

ところ変わって、オークション会場では美術史に新たなスターが加わると山本巌を紹介する城ヶ崎の姿があった。ざわつく会場内で、作品の紹介を始める城ヶ崎だがそこにいる見覚えのある顔があり、戸惑うのだった。招待状をもらいやってきた本物の山本巌。卵農家で働く普通の青年だ。事態を把握し、顔が青ざめる城ヶ崎。存在不明の画家の絵をオークションにかけたとして、城ヶ崎の信頼は失墜した。

伴に仇をとったことを報告したダー子。そしてボクちゃんもユキに報告をしようと個展を訪ねる。しかし、落ち込んでいるのかと思われたユキだったが、城ヶ崎が発した言葉通り、金持ちのパトロンを捕まえていたことがわかった。ボクちゃんは芸術は何なのかと落胆する。一方で、公園で幼い子の描く絵を褒める城ヶ崎は、何か大切なことを思い出したようだった。

感想

今回のターゲット、城ヶ崎はピカソの贋作をあっさりと見破り、絵画の修復師のくせさえも覚えており、手強い相手だなと感じました。そんなに城ヶ崎にダー子は一体どんな作戦で挑むのだろうとわくわくしながら身進めることができました。

美術評論家である城ヶ崎の最大の喜びとは何かという点を考えるダー子。有名な画家のまだ見ぬ作品を見つけ出すよりも、有名な画家そのものを発掘させるという点に焦点を当てたダー子の作戦は見事に成功しました。

今回も茨城までわざわざ行かせ、架空の山本巌を作り上げるダー子。その作戦の緻密さは毎回素晴らしく、展開が軽快で見応えがありました。さらに毎回いろんな役になりきるダー子は今回中国人のバイヤーになりました。たどたどしい日本語と少し強引な手段、芸術の知識、ダー子の役作りには感心させられます。

またボクちゃんは最後にユキのもとを訪れるのですが、ユキは城ヶ崎が言うようにパトロンを捕まえてある意味成功していました。ボクちゃんはまたもや好意のある女性に歩み寄る前に失恋してしまいボクちゃんらしいなと思わせてくれました。

次回ダー子はどんな役になりきるのか、ターゲットは誰なのか楽しみたいと思います。

第4話
映画マニア編

放送日:2018.4.30
あらすじ・ネタバレ

俵屋フーズの工場長となった宮下は自社製品に使われる鰻が外国産のものにも関わらず国産と売り出していることを社長に意見していた。嘘にもいい嘘と悪い嘘があると言い張る社長に、うちがやっていることは犯罪だという宮下。社長は告発するなと脅すのだった。

報復人事により社宅の管理人に成り下がった宮下は酒に溺れる。酔い潰れる宮下にダー子が話しかけると、喧嘩により傷だらけだ。去っていく宮下は、厚生労働大臣宛の告発文を落としてしまい、慌てて拾い上げ破り捨てるのだった。
社長に忠誠を誓い、魂を打った宮下。告発文が出されることはなかった。ダー子たちは破られた告発文を繋ぎ合わせ、俵屋フーズに目をつける。

俵屋フーズの社長、俵屋勤。典型的な二代目のお坊ちゃん社長は、2度の離婚を経て独身で、公私共にやりたい放題。社員へのセクハラ、恫喝も目に余るほどだ。そして、俵屋の映画好きは有名で、劇団を立ち上げ俳優もやるほどのマニアだと言う。月刊キネマ新報を定期購読している俵屋に、こんなにわかりやすい餌はないとダー子ら、3人は話すのだった。

数日後、偽のキネマ新報を俵屋の自宅に届けるリチャード。そこには映画人が愛した銀座のカフェバー、スワンソンの記事が掲載されている。

ダー子らに作り上げられたカフェを訪れた俵屋は店内を見回し、映画にゆかりある人物たちが訪ねたこの場所を感慨深そうに見る。そこに東進映画のプロデューサーと新人監督を装いリチャードとボクちゃんがやってくる。打ち合わせを終え、店を出た2人はわざと部外秘と書かれた台本を落としていく。それを見つけた俵屋はこっそりと中身を確認しようとした。そこへ台本を忘れてないかと戻ってきた2人。俵屋は中身を少し見てしまったと謝り、俵屋フーズの社長であると名乗った。映画が好きだと話す俵屋は一本の映画が人生を変えることだってあると言い、お酒を交えながら3人は製作予定のこの映画について話すのだった。台本を読み終えた俵屋に出資者にならないかと持ちかけるリチャード。しかし俵屋はどんなにお酒が進んでも。乗ってくることがなかった。

部屋に戻りなんで乗ってこなかったんだろうと悩む3人。大の映画好きで自由になるお金が沢山ある俵屋が今まで出資してこなかったのは、好きすぎるあまり憧れが強く一線引いてしまっているのだと五十嵐がアドバイスする。ダー子は無理矢理引っ張り込むまでだと強気の姿勢を見せる。

東進の映画撮影所へ俵屋を案内したリチャード。俵屋は撮影現場に目を輝かせ、初めて見る伊吹五郎にも感動していた。リチャードは馴れ馴れしく伊吹に話しかけ、さも、業界人であるかのように振る舞う。邪魔したらいけないと恐縮する俵屋に食堂で名物の肉うどんをと案内するボクちゃん。

食堂では主演女優が降り、出資者の一部が辞退したことを受け、映画撮影の規模を縮小するかどうかリチャードとボクちゃんは言い争いを始める。俵屋は2人をなだめるが、出資するの一声がどうしても引き出せなかった。

部屋へと戻り、俵屋を食いつかせるためハニートラップへと作戦を変えるというダー子。ボクちゃんは無理だというが、ダー子はノリノリだった。またもや偽のキネマ新報にダー子が扮するマギーリンの特集を組む。そして俵屋に、主演女優がマギーリンに決まったと伝えるのだった。マギーリンに好意を寄せる俵屋は出資者とできやすいという噂を聞き、ついに出資すると連絡をした。ハニートラップが初めて成功したダー子は雄叫びを上げ喜ぶのだった。

ところ変わって、カフェバー、スワンソン。三億振り込む前に相談があるという俵屋。出資する以上、納得のできる作品にしたいとダメ出しを58箇所もしてみせる。ボクちゃんは徹夜で直し、俵屋に見せるのだがなかなか納得せず、ついには撮影も見学に来ると言い出した。撮影現場では監督さながらのダメ出しをし、さらに自らも映画に出たい言い出す俵屋。あいつの夢を叶えているだけだと嘆くボクちゃんに、ダー子は何か閃き、徹底的に叶えてあげようと言うのだった。

ついに俵屋のシーンの撮影にかかる。「殿を守るのが家臣の務め。裏切るものは許さん。命令に背いたものは直ちに腹を切れ。」と武将になりきる俵屋。撮影を終え、ようやく三億振り込ませることができた。

撮影に付き合う工場長、宮下のもとにダー子はやってきた。ダー子はあなたもセリフのある役やってみない?と一枚の紙を渡す。そして今度は破かないでねと去っていくのだった。

三億の振り込みを確認したボクちゃんとダー子。ハニートラップに引っかかった俵屋がダー子を誘いに来る前に早く撤収しようというボクちゃんに、一晩くらい相手するとダー子は言う。そこへ俵屋が訪ねてきた。ダー子を守ろうと駆け寄るボクちゃん。俵屋は2人で飲もうと誘うのだった。ダー子はその気になり返事をするが、俵屋が誘ったのはなんとボクちゃんだったのだ。

2ヶ月後、映画は完成し、完成披露試写会が開かれることとなる。社員を連れて意気揚々とやってくる俵屋。劇場公開はいつかと聞く俵屋にネット公開のみだと答えるダー子。俵屋は不満そうにするが、すぐに上映が始まった。

スクリーンには宮下が映し出されていた。産地偽装を指示し、不正を告発しようとしたら報復人事にあったことを宮下はカメラの前で話す。俵屋が唯一撮影した武将のセリフを被せながら、偉そうな社長としての発言が大衆に知れ渡ることとなった。俵屋が横を向くと3人の姿はすでになかった。宮下は去りゆく3人に駆け寄りお礼を伝える。

今回、経費がかさみ赤字になってしまったとリチャードに知らされる2人。また、俵屋フーズには捜査が入った五十嵐は言う。一本の映画で人生が変わった俵屋にある意味、俵屋の夢が叶ったとダー子は言うのだった。

感想

なかなか食いつかない俵屋をやっと食いつかせたかと思うと、今度は映画撮影で散々振り回される3人。今回はある意味でかなり手こずっていたように思います。

初めてハニートラップを成功させたダー子。俵屋が迫ってくるかとボクちゃんがダー子を守ろうとするシーンが印象的でした。なんだかんだ、ボクちゃんはダー子を想っているんだろうなと思わせるシーン、ダー子もそんなボクちゃんの気持ちを試しているかのように見えました。

無事映画が完成され、どんなものが流れてくるんだろうと見てみると、社員に対し横柄な態度を取る社長そのままが、宮下の告発とうまいこと編集されており笑ってしまいました。一本の映画で人生が変わると言う言葉の通り、俵屋の人生を変えることとなった今回のストーリーもとても愉快で楽しる内容でした。

しかし、今までは僅かでも利益を上げてきた3人、今回初めて赤字を出してしまいました。こんなこともあるんだと驚かされましたが、3人の手こずりがそのまま数字に現れていると思いました。次回はしっかり騙し取れるのか、期待しながら楽しみたいと思います。

第5話
スーパードクター編

放送日:2018.5.7
あらすじ・ネタバレ

3ヶ月前の野々宮総合病院。若きスーパードクターと呼ばれる外科医の野々宮新流。そんなスーパードクターに手術してもらえたらと盲腸で入院中のリチャードは言う。

2ヶ月後、リチャードの手術を担当してくれた医師、田淵が工事現場で働いているのをボクちゃんが見かける。話によると医療過誤で首になったと言う。さらにとんでもない真実があると聞いたのだ。

野々宮家を調べた3人。若きスーパードクターは作られた虚像だとボクちゃんは言う。難しい手術は田淵が行い手柄を横取りしてきた新流。あまりの薄給に給与の値上げを要求したが受け入れられず転職を決意。すると理事長で新流の母親であるナンシーが医療過誤をでっち上げ業界内に圧力をかけたという。

野々宮ナンシー。芸能界で活躍した元モデルで、玉の輿結婚したナンシー。夫亡き後、知名度とイメージ戦略で病院経営の成功を遂げた。賄賂を平然と受け取り、高額の患者を優先し治療にあたらせるナンシー。さらに私生活はお金にものを言わせホスト通いに明け暮れると言うものだった。弱みに漬け込み、患者の命を弄ぶナンシーにボクちゃんとリチャードは怒りを露わにする。田淵を復帰させ、ナンシーと新流を病院から追放すべく作戦を練る。

田淵を追放したことで難しいオペを出来ずにいる野々宮病院。ダー子は田淵の後任を探しているであろうナンシーに付け入ろうと考えていた。名医のもとで学び、ボストン帰りの医師を装うボクちゃんを無事に病院に潜り込ませた。しかし、ボクちゃんに手術など出来るわけもなく、手をわざと負傷するという荒技を使いオペを回避することにした。

翌日、病院に出勤したボクちゃんは、ナンシーの声が枯れていることを指摘する。腰の痛みもあることから念のため精密検査を受けるよう言うボクちゃん。しかし、あらゆる検査をしたが、ナンシーの体は健康そのものだった。そこで五十嵐が調達してきた病気の患者のデータを使おうとするのだった。

大動脈瘤があると嘘の診断を受けたナンシー。難しい手術が予想される中、他院にも頼むわけにいかず、田淵を呼び戻すために頭を下げるのではと思われた。そんな思惑も虚しく、ナンシーは田淵を呼び戻すのは絶対に嫌だと言い張り、ボクちゃんにボストンの恩師に執刀してもらえないかと頼んできた。

一方、ダー子は恩師ジョンの愛弟子として、ナンシーの手術を執刀しようと計画していた。ナンシーに呼び寄せられやってきたダー子は3億3000万を要求する。そんなナンシーに命は平等ではないと言うダー子をナンシーはしぶしぶ了承した。しかし、お金は手術が無事すんでから払うと言われてしまう。

部屋に戻ったダー子たちは手術をどうするかと話していた。そこにリチャードが帰ってくるが、合コンだとまた出かけてしまった。そんなリチャードの姿を見たボクちゃんはリチャード性格変わったよなとダー子に言う。ダー子は何か考えていた。

オペ室を案内されるダー子。オペの様子はモニターで外からも見れるという新流。そしてナンシーの病室を訪ねるとどうして私なのかと荒れていた。あんたなんかに頼みたくなかったとナンシーが言う。

手術当日。ダー子はオペチームのメンバーをナンシーに紹介し、睡眠導入剤を飲むよう促した。オペ室へと入るナンシー。新流はモニター室へ行き、手術の様子を見始める。しかし、用意したフェイクの映像が故障により流れない。慌てたボクちゃんはオペ室へと急ぐ。ここの映像がそのまま映っているといえボクちゃんの声に慌てる一同。

ダー子は、意を決して手術を始めてしまう。手早く処置を行なっていくダー子は完全にゾーンに入ったとノリノリだった。しかし、血を見た五十嵐が術中倒れ、出血を止めることができないダー子。ボクちゃんは慌てて新流のもとに行く。するとそこには、病院から呼ばれたと田淵の姿があった。

新流と田淵はオペ着に着替え、オペ室へと入ってくる。田淵にオペを頼むダー子。しかし、田淵の返事は気が進まないという思わぬものだった。経営の実権を譲れ、生かすも殺すも俺次第だと新流に詰め寄る田淵。ボクちゃんがそんな田淵を殴り飛ばす。

術前、ナンシーはうちにもスーパードクターがいると話したことを思い出すダー子はたち。確かに田淵の腕はいいが、患者への態度が悪かったと語るナンシー。転職への圧力も田淵の嘘で、本当はただ面接で落とされていただけだという。ナンシーは新流は心優しく才能もあるのだという。人の命を預かる覚悟がない新流が一人前になるまでは死ねないと語るナンシー。

目の前で死にかける母をやっと助ける決心をしたかと思った新流だったが、やはり出来ないと逃げ出してしまった。ダー子は眠るナンシーに、「これが御子息の現実みたい」と声をかけて撤収してしまう。手術は全て作り物の臓器で行われていた。

2日後。ナンシーの病室を訪ねるダー子とボクちゃん。ナンシーは痛みも全くなくて手術したなんて嘘みたいだとダー子に話す。そして、手術中、新流と田淵が投げ出して逃げる変な夢を見たともいうナンシー。

無事お金は振り込まれた。術後のナンシーは人が変わったかのように穏やかで、経営からは退き、新流も医師を辞めた。そして傷痕を覆うテープを剥がしたナンシーは、マジックで落書きされた傷跡を見て、自分が手術をしてないことを知り大笑いをするのだった。

術後、ナンシー同様に人が変わったかのようなリチャード。そんな症例があるとダー子はボクちゃんに話す。人生は一度きりだ、やりたいようにやろうというリチャードにボクちゃんはいつもと変わらぬ食事を楽しむのだった。

感想

今回ダー子は本当にオペをしているかのようでした。今までどんな役にもなりきり、CAの資格まで取るダー子がついにオペすらもやってのかるのかと思いました。しかし、手術は偽物。ボクちゃんを含め新流や田淵を騙し、何もかもダー子の予想通りにことが進んだことになります。天才的なダー子の作戦にはいつも驚かされます。

物語の冒頭、田淵はでっち上げられた医療過誤により転職も難しく、ナンシーの悪が際立っていました。しかし本当は、腕はいいが性格の悪い田淵自らに原因があったことがわかりました。事実を知らぬまま、人の話を鵜呑みにする怖さがここに現れているようにも思います。

作中に山田孝之さんがちょい役で出たり、以前ダー子が描いたフェルメールの絵がナンシーの部屋に飾ってあるなど細かい設定にもクスッと笑ってしまいました。

今回リチャードは手術により性格がガラリと変わったように見えました。ダー子とボクちゃんだけで、行われた今回のコンフィデンスマン。次回はどんな展開が待っているの楽しみです。

第6話
古代遺跡編

放送日:2018.5.14
あらすじ・ネタバレ

2年前、サイクリングで十色村を訪ねたボクちゃんは、川辺夫婦が切り盛りするラーメン屋の素朴な味に感動する。「ふるさとふれあいモール」が建設予定だと言われるその村では、地方再生のプロが監修し特産品が売られる予定だと言う。夫婦は村に活気が出るだろうと期待し、2年後にまた来るようボクちゃんに言うのだった。

2年後、村を訪れたボクちゃんは、その場所が事業頓挫による転売で、産業廃棄物処理場へ姿を変えようとしていることを知り驚愕する。夫婦は地質調査が終われば着手されてしまうと言い、この村ももう終わりだと悲観していた。

斑井満。悪質なコンサルタントに騙されたんだというボクちゃんはダー子とリチャードに一緒に計画を止めてくれないかと頼む。ダー子は金儲けにならないこの話に乗るわけがなく、工事を止めるだけなら何か出てくればいいだけだと助言する。

リチャードから学術的にも価値があるという縄文土器を借りたボクちゃん。そして建設現場に潜り込み、土器が出てきたと斑井に見せる。斑井は土器をマジマジと見た後、叩き割り踏みつけ、作業再開と言い戻ってしまう。

壊された土器を持ち帰りリチャードに謝るボクちゃん。敵を知らないからそうなるんだと斑井の情報収集をしていた五十嵐は言う。ダー子はお金儲けが全てではないと今回のこの話を手伝ってくれるという。大事な土器を壊されたリチャードももちろんやる気になっていた。

斑井満。アメリカ帰りの売れっ子コンサル。地方再生、町おこしを得意分野とする。しかし、ただ同然で土地を買い、知り合いの産廃業者に転売することで大儲けしていた。斑井の父親は考古学者で家族を顧みず借金までして自費出版をするなど、遺跡発掘に明け暮れていた。そのため、斑井にとって考古学は嫌悪感の象徴でしかなかった。名声や成功にこだわる斑井に、遺跡を発掘したという名声を餌にしてはどうかとリチャードは言う。土器を踏み付けることで、かつて父が目指したシュリーマンに、自分もなりたいという欲望を抑えているのだと確信を持つリチャード。建設予定地に遺跡があると捏造しようとする3人は土器を手作りし、準備に励むのだった。

再度、土器を発見してみせるボクちゃん。斑井はまたもや土器を壊そうとするが、慌ててボクちゃんが止めに入る。大学で考古学を学んでいるというボクちゃんは、恩師で考古学に権威のある牛久に、見てもらおうと提案する。そして、ボクちゃんは大学の研究室に斑井を案内する。牛久を装うリチャードは、土器は本物なのかと斑井に問われ明日現地を見てみようと答えるのだった。

翌日、建設現場で土器を鑑定するリチャード。そこに五十嵐は新聞記者を装いやってくる。次々と土器が発見され、世紀の大発見かもしれないと言うリチャードを斑井は呼び出した。遺跡の発見者として名を残せ、金じゃ買えない名誉だというリチャードに、建設に反対する奴らの悪戯だと斑井は言う。考古学に詳しい斑井には全て偽物だとバレてしまっていた。お金を渡すから帰れと言い放つ斑井にリチャードはなす術もなかった。

しかし翌日、勝手に集まった考古学マニアたちが、建設現場に殺到していた。どこから漏れたのかと心配するボクちゃん。ダー子に頼まれ五十嵐がネットで拡散したのだと言う。そこに現れた個性的な服装のダー子。ダー子は考古学マニアを装い、一族に代々伝わるものとして一つの巻物を取り出した。そして山に眠っているであろう遺跡を採掘しているのだと、斑井の父の学説をアレンジしながら語り出す。その話を聞き表情を変える斑井。マニアたちが楽しそうに遺跡を探すのを横目にその場を離れてしまう。

ところ変わって、ボクちゃんが言うふるさとラーメンを食べに行く一行。夫婦は遺跡が発見されれば村が賑わうだろうと期待していた。ボクちゃんは複雑そうな顔をしている。

一方、建設現場では次々と土器が発見される。目を輝かせながら採掘する考古学マニアたちの姿を斑井はどこか羨ましそうな顔で見ていた。斑井はダー子に斑井万吉を知ってるかと問う。知らないと答えるダー子に斑井は父のことを話す。私の父も同じように馬鹿にされたまま亡くなったと伝えるダー子。遺跡が出れば2人の名誉が回復できるとダー子は続けるのだった。

斑井はリチャード扮する牛久に本物なんだなと確認する。あなたの名前は日本のシュリーマンとして教科書に載るだろうと言うリチャード。スコップを手に遺跡を探す斑井は目を輝かせていた。ダー子たちは完全に落ちたと、その場を後にした。しかしボクちゃんだけがそこを動けずにいた。頭の中には私たちが生まれた村にそんなすごいものがあったなんて嬉しいと言う夫妻の言葉が浮かんでいた。

ところ変わって、ダー子の部屋に慌てて入って来たリチャードは、「工事が始まった。本物の牛久が来た」と伝える。牛久は土器を鑑定し全て模造品だ、遺跡ではないと断言した。本物の牛久に手紙を送ったのはなんとボクちゃんだという。僕たちは騙してはいけない人まで騙しているとボクちゃんは悲観するのだった。

産業廃棄物処理場の建設が着工されることとなった。斑井はオフィスでダー子たち考古学マニアたちがいきいきと遺跡を発掘をしようとする姿を思い出していた。そんな斑井の元にある荷物が届く。荷物を開けるとそこには、亡き父斑井万吉が書いた書籍全18巻があった。夢中で読み進める斑井。「考古学は学ぶものでも研究するものでもない。取り憑かれるものだ。」という父の言葉が胸を刺す。そして、ダー子がいる隣の山を訪ねるのだった。

ところ変わって、ダー子は部屋で3億をばら撒きはしゃいでいた。1億で買った山を斑井が3億で買ってくれたという。会社は人手に渡し、自らは遺跡の発掘に明け暮れるというのだ。

ダー子の元を訪ねてきた斑井に、ダー子は斑井に山を売って街に出ると話した。すると、斑井は俺が買うと言い出したのだった。何も出ないのに?と聞くダー子にやってみないとわからないと斑井は答え微笑むのだった。斑井は父と同じように、考古学に、探し求める行為そのものに取り憑かれたのだ。斑井は決して騙されたわけではない、幸せな生き方を悟ったのだった。

そこで、ボクちゃんはあることに気がつく。お金は儲からなくてもと手伝ってくれていたはずのダー子。ちゃっかり、1億で山を買い斑井を騙すために動いていたのだ。またもダー子に一本取られたボクちゃん。そんなボクちゃんは五十嵐に言われ、ラーメン屋の夫婦の元へお金を届けることにした。

夫婦の元を訪ねたボクちゃんは、ラーメン屋の扉を開けて驚いた。大規模な産廃処理場の従業員のおかげで店は以前よりも活気に溢れていたのだ。ボクちゃんは本末転倒な結果に項垂れるが、斑井という1人の男を幸せにしたという結果はしっかりと残った。

感想

今回はみんなが幸せな結末を迎えられた回だったように思います。

父を憎み、考古学も憎んでいたはずの斑井は、ダー子や考古学マニアたちが夢中で遺跡を探そうと目を輝かせている姿に感化され、ついには父の言うように、考古学に取り憑かれていました。ダー子が1億で買った山を3億で買い取り、夢中で採掘する姿は以前の斑井からはかけ離れていましたが、1番いきいきした、幸せそうな姿だったと思います。

一方、ラーメン屋の夫婦もふるさとふれあいモールの予定が頓挫し絶望的かと思われていたのに、産廃処理場ができたことで逆に活気を取り戻しアルバイトすら雇おうとする多忙ぶりでした。望んではいなかった産廃処理場の建設が思わぬ展開を見せ、結果夫婦は満たされる結果となりました。

そして、ダー子はやはりタダでは動かない強欲さと抜け目のなさを見せてくれました。まさかそんなところで大儲けしようとしていたとは思わず驚きましたが、これでこそダー子だなと思わせてくれました。そして、ボクちゃんは今回も自らの計画を自らで壊し、人情の厚さが今後、失敗へと繋がらなければいいなと感じました。次回も楽しみに見たいと思います。

第7話
家族編

放送日:2018.5.21
あらすじ・ネタバレ

鎌倉に住む資産家、与論要造の元を理香と名乗りダー子が訪ねる。幼い頃家を飛び出したきりだった理花(ダー子)はご無沙汰してますと挨拶をする。色々あって無性に会いたくなったと力なく伝える理花(ダー子)に、お前が使っていた部屋は今もそのままだと言う要造。迷惑ではないかと聞く理花(ダー子)にここはお前の家だと言うのだった。

突然現れた理花(ダー子)を試すように姉の弥栄は自分の部屋くらい覚えているはずだと言う。無事に自分の部屋にたどり着いた理花(ダー子)を要造はおかえりと優しく迎え入れるのだった。そして1人、アルバムを見る要造は思い出に浸っていた。

遡ること一年前。バーでリチャードの財布をすろうとする本物の矢島理花。天涯孤独の理花はスリにまで手を出し服役中だと言う。家財道具一式を預かるリチャードだったが、理花の荷物を漁るとダー子が半年前の消印が押された手紙を見つけた。そこには10億円の証券を子供の誰かに譲ろうと思っていると言う内容が書き連ねてあった。

服役中の理花に会いに行き、話を聞くダー子。3人兄妹の末っ子の理花は義理の母親と兄妹から虐められていた過去を持つ。愛人の子供だった理花。10歳で家を出て、実の母のもとに行くが17歳で独り立ちしていた。金儲けと女にしか興味のなかった要造に嫌気が差している理花は一円たりともいらないと言うのだった。

突然、与論家に現れた理花(ダー子)の存在を疑う弥栄は髪の毛でDNA鑑定しようと企む。しかし、五十嵐があらかじめ祐弥に近づき、根回しは完璧だった。99.9%の親子鑑定が立証された結果に祐弥と弥栄は驚くしかなかった。

ところ変わって、要造は理花(ダー子)を呼びつける。要造は自分をお父様と呼ぶ理花に「下手な芝居は辞めろ、本性を見せろ」と言う。そして、「お前が1番俺のヤクザもんの血を引いていると思っていた」と言うのだった。本当は随分デタラメな生き方をしてきたと打ち明ける理花(ダー子)。結婚について聞いてくる要造に相手の家族に反対にあい破談になったと伝える。要造は「娘をコケにされて黙っている男ではない、相手の男をここに呼べ」と言い出し、相手役としてボクちゃんが呼び出されるのだった。

一連の流れを聞き、ダー子が勝手に始めたことだと拒否をしていたボクちゃんだったが、ダー子を見捨てれず、与論家に出向く事となった。ボクちゃんは理花を嫁に欲しいと要造に挨拶をする。要造に頬をおもいっきり叩かれるボクちゃんだったが、親子の杯を交わし、婚約者として無事認められることとなった。

2人きりになったダー子とボクちゃん。ダー子は遺産を独り占め出来ないかと企んでいた。ダー子は兄妹はお金目当てで父親の世話をしているだけだ、家族なんて幻想だという。

食卓を囲む家族たちは今年もアレが楽しみだと話す。ダー子も話を合わせるが、今年はお前らが準備しろと言われ、何のことだろうかと頭を悩ましていた。

一方で、隠しカメラの映像で父親の姿を本物の理花に見せに行くリチャード。もう会うつもりはないと言っていた理花に父のもとに行く気があるなら2人には手を引かせると伝えるのだった。そんな理花は映像の中に映る兄妹を見て、2人とも左利きだった、この2人は誰かと言うのだった。お手伝いの里子は2人がこの家に戻ってきたのは半年前だという。

五十嵐が調べると、祐弥と弥栄を装うこの2人はキンタとギンコというペテン師コンビで遺産目当てにやってきたのだと分かった。キンタとギンコの2人もダー子の本当の姿に気付いたようだった。

偽物対偽物、お互いに勝負しようと目論む4人。祐弥たちは借りてきた子役を孫としてあてがいポイントを稼ごうとする。孫と子供達に囲まれた要造は家族団欒の一時を楽しんでいた。そして、心残りがあるとすれば娘2人の花嫁姿が見れなかったことだと言い出す要造に、ダー子はウェディングドレスを着て、結婚式を挙げてみせる。

そんな理花(ダー子)にもう思い残すことはない。俺が死んだらお前たちに受け取ってほしいものがあると言い出す要造に、慌てて割りいるキンタとギンコ。2人は木に登り骨折したと言う理花の話を始めた。どこを骨折したんだった?と聞く2人に、ダー子は覚えがないと返す。そんなダー子につけいり、DNA鑑定をしてほしいと言い出したのだ。追い詰められたダー子は、「いつもよその子扱い。お父さんも知らんぷりで部屋に閉じこもるしかなかった。ここでの出来事は忘れようとしてきたから骨折したことなんて覚えてない。」と返した。言い争うダー子たちに要造は兄弟喧嘩はやめろ。遺産目当てなのはわかっている。家族らしく振る舞えないなら出て行けと言い放ち、倒れ込んでしまった。

幸い、大事には至らなかった要造。5人は家族ごっこを続ける日々だった。そして、ダー子はアレの準備しているのかと聞く要造に、率直にアレって何?と尋ねた。要造は花火大会だと教えるのだった。

そんな中、リチャードから電話が入った。その電話を受け、「見つけてくれたんだけど参った」というダー子。そしてキンタとギンコを本物の祐弥と弥栄のもとへ連れて行く。本物の祐弥と弥栄は財産が10億あるというのは嘘だと言い、何年も前から送られてくる手紙には嘘しか書いてないとも言う。本物の2人は4人に金庫の番号を伝え、中身は過去の女性の写真だけだと伝えるのだった。

まんまと振り回された4人は撤収しようとする。ボクちゃんだけは「今の要造には何もない。金も失い、人も去った。寂しくてついた嘘さえも本物の子供たちに無視され、集まってきたのは金目当ての偽物だけ。たとえ相手がどんな人間でも騙すのは最低なことだ。最後まで騙し通すべきだ。夢を見させたまま逝かすべきだ」と言うのだった。

3週間後、要造は息を引き取った。亡くなる直前、要造は家族の写真を棺桶に入れてほしいとお願いしたという。そして、ボクちゃんにお前はいいやつだと、他人のおまえが残ってくれたと。金庫にある10億の証券はお前にやると金庫の鍵の番号も教えてくれたと言うのだった。金庫の番号を控えたメモを持ち、ダー子は与論家に向かう。本物の2人が伝えた番号とは違う数字を回し、開くはずがないと思われた金庫は開いた。そして、そこには本当に10億の証券が入っていた。

種明かしはこうだった。本当の祐弥と弥栄だと紹介された人物はダー子が用意した偽物で、破産したという話も偽だった。さらに、金庫丸ごとすり替えたダー子は鍵を開けてみせ、キンタとギンコに偽物の中身を見せたのだった。ダー子が予想した通り、要造に金はないと知ったキンタとギンコは去り、ボクちゃんだけが残った。そのおかげで総取りに成功したという。

本当にひどいやり方をするとボクちゃんは嘆いた。そしてお前のせいでみんな去って、1人寂しく亡くなったんだぞと静かに怒る。家族でもないお金目当てでもない、ただ純粋に側にいたボクちゃんが看取ること、それが本当の幸せだとダー子は返すのだった。お前はそれで後悔はないのかとボクちゃんは聞く。続け様に、最後まで偽物の兄弟とバラさなかったのは可哀想だと思ったからじゃないのかと問うのだった。そして、10億の配分は僕が決める、僕がもらったものだとボクちゃんがいう。

浴衣姿のダー子。そこにはボクちゃん、キンタ、ギンコ、里子も集まった。ちゃんと分けるべきだとボクちゃんは2人にも遺産の分け前を渡すのだった。そして、お手伝いの里子の心配する4人だったが、里子は多額のお金をもらったのだと伝える。要造の最後の愛人だと聞くダー子たちは、お父さんには叶わないと笑い合い、花火を眺めるのだった。

お艦にはダー子たちが映る偽物の家族写真が入れられていた。要造にとって家族とはこの4人だったのだ。

感想

今回のストーリーは家族とは何なのかを考えさせられる内容でした。偽物の家族が集う与論家。お金のために集まった偽の子供たちに囲まれて、家族団欒を過ごす要造の姿は穏やかで幸せそうにも見えました。

しかし、お金がないとわかると去っていくキンタ、ギンコ、ダー子。それに反して、ボクちゃんは、たとえどんな相手でも騙すのは悪いことだ。夢を見させたまま逝かせるべきだと与論家に残りました。今までのボクちゃんは、人情に厚くそれが失敗を導くのではないかと危惧されるほどでした。しかし今回残るという選択をしたボクちゃんは、前回のラーメン屋の夫婦を騙してしまったことに心を痛めたように、騙すという行為に一つのポリシーを感じさせました。

ダー子はそんなボクちゃんを見越し、一歩先をゆく作戦で、見事10億を勝ち取りました。しかしそんなダー子に見せるボクちゃんの姿勢も今までとは一味違い、自分がもらった10億だからとキンタやギンコにも分け前を与えました。要造がそれを望んでいると思ったからかなと感じます。そして、要造が棺桶に入れてほしいといった偽物の家族写真が、家族とは何なのか全てを物語っていたように思います。

第8話
美のカリスマ編

あらすじ・ネタバレ

リチャードが月一で通っているメンズエステサロンの経営者・福田ほのかは店を畳むことになったとリチャードに報告する。有名企業であるミカサロンへ転職すると言うのだ。

一年後、弁護士を名乗っていたリチャードに、ほのかから相談の連絡が入る。数ヶ月前のミカクリニックでの朝礼でのことだ。ほのかはみんなの前でミカから痩せろと言われ、醜いブタだと罵詈雑言を浴びせられていた。憧れの職場で、この罵声を毎日のように浴びせられたほのかは、心身ともに病み退職を迫られたというのだった。

美濃部ミカ。元モデル、美容整形クリニックを開業した後、様々な事業を立ち上げ大成功。ミカブランドの代表である彼女。激昂しやすい性格は自社では有名で、何人も鬱になり退職に追い込んでいた。近頃はコスメの新商品が不発で特に機嫌が悪いという。

ボクに任せろというボクちゃんは男性用コスメショップJETSOULの販売員パクジロウを名乗りミカの元を訪ねる。業務提携先をお願いするのは、今日本で時代の先端をいくミカブランドしかないと誘うボクちゃんに、ミカは美は女の物だ、興味がないと一蹴する。

ダー子は男の出る幕じゃない、私が釣り上げてあげるとリチャードに言う。届いた大量の段ボールをボクちゃんに開封させるダー子。中にはフランスの老舗高級ブランド、シャルパンティエの1番高いクリームの瓶だけを用意していた。そこに百均のクリームを詰めておくようボクちゃんに指示を出す。そしてシャルパンティエ第二製造工場長カミーユの偽物も用意するのだった。

フランスの老舗ブランド、シャルパンティエは娘のカミーユが父に反発して独立すると専らの噂だという。新商品を持ってカミーユを送り込み、シャルパンティエの名前が使え、新商品を独占できるというこの儲け話をふっかければ、ミカは絶対買い取るとダー子は見越していた。

しかし、外で子供の身嗜みを整えてあげるミカを見たダー子はその場を引き返す。本当の美しさとは何か考えるダー子。美濃部ミカの本質をわかってなかったと言うダー子は餌を変えると言うのだった。

冴えない格好をし、ミカのビューティーカルテの撮影に声をかけられるダー子。山形から来たと言うダー子にメイクを施すミカ。今年40歳だと伝えるダー子の肌の綺麗さにミカは驚くのだった。その撮影後、メイクを落とし「弁天水」と書かれた化粧水をつけるダー子。どんな手入れをしているのかと聞くミカに何もしていないとその場を去るダー子はその弁天水を見せつけるかのように置いていく。部屋に戻るダー子は、ボクちゃんにその弁天水なるものを大量に作らせていた。

一方、コスメの売り上げが思うように伸びないミカはダー子のことを探していた。弁天水の成分を調べさせるミカ。ネットで検索かけると、ミカは山形に美人村があると書かれた一冊の本見つける。

本の作者を装う五十嵐を探し出したミカ。五十嵐はミカを来名田村へと案内する。そして昔、お国という美人が身を投げたと言われる井戸から取れる水から作る化粧水を使うと美人になれると噂がたったのだと聞かせるのだった。

そこに、地域振興課を名乗る役場の職員としてリチャードがやってきて、そんな話はおとぎ話だと言う。しかし周りを見渡すミカは、ダー子が用意した偽物の村の女性を見て、美人が多いことに目をつけていた。事細かに尋ねるミカにリチャードは口を濁すのだが、取材協力費を渡されついにダー子の元へと案内することとなる。

農作業から帰ってきたダー子。弁天水をどうやって作っているのかと聞くミカに渋々案内をする。祖母から母、母からダー子へと受け継がれた弁天水。良かったら分けてほしいというミカにそれほどのものではと断り続けるダー子だったが、ミカのしつこさから村から出してはいけないという掟があると言うのだった。

五十嵐は「村自体もう無くなっている、誰のために掟を守っているのか」と聞く。リチャードも「旦那も出稼ぎに出たまま帰ってこないのはこの生活が嫌だからではないか」と語りかける。儲かれば旦那も戻ってくるのではという言葉に涙を見せるダー子。それでも帰ってくれとダー子はその場を立ち去るのだった。

弁天水は無くなってはいけないものだというミカに、部下は成分的にはごく普通の化粧水だと言う。未知の成分があるのだろうかと問う部下に弁天水には歴史があり、命懸けで作ってきた人たちの強い思いがあると言うのだった。

そこへ固定資産税の滞納があり、差押も可能だというこの土地を丸ごと買い取ればいいのではとリチャードは口を滑らせたようにみせた。

ところ変わって、ダー子が見抜いたという、ミカの本質は何かと問うボクちゃん。ダー子は美は逃れたくても逃れられない呪いみたいなものだと言う。ミカは「美のアスリート」だと続けるダー子。だからこそ惚れた品は手に入れなきゃ気が済まない、儲けなんて関係ないのだと言う。山ごと3億で買い取るとタカを括っていたダー子は、ミスミカブランドコンテストに出ようと声をかけたミカに拍子抜けしてしまう。

完全に釣り上げたと思ったダー子たちはミカの発言に呆気に取られる。全国的に顔バレする可能性があると心配するボクちゃんにわからないようひっそりやってくると言うのだった。

しかし、ステージに立つダー子は目立ちに目立ち優勝を手に入れてしまった。そんなダー子に声をかけ、綺麗になる喜びを知って欲しかったというミカ。そして、「人を美しくするって素晴らしい、あなたと一緒に仕事がしたい。あの素晴らしい化粧水を沢山の人に知ってもらいたい」とダー子に語りかける。どうしてそこまで綺麗にしてあげたいと思うのかとダー子は聞く。するとミカは自分の母親について話した。

母は事故で顔に火傷をおい、父親は他に女を作り出ていった。どこに行くにもうつむく母。苦労して苦労して亡くなった母を見てきたミカは、世界中の女を美しくすると心に決めたと言う。無理やり弁天水を手に入れようとは思わない。ダー子の気が向いたら電話をくれと言い、それまで待つとミカは去って行った。

釣り上げたわというダー子。リチャードとボクちゃんは、先程のミカの話に心を揺さぶられていた。もちろんダー子はミカに返事をし、お金の振り込みを待っている中、五十嵐が週刊誌を持って入ってきた。

ほのかは週刊誌にミカの暴言のネタを売ったのだ。ワイドショーは大騒ぎで中身はかなり誇張されていた。週刊誌に50万で売れたと喜ぶほのか。慰謝料も取れたと自慢げにリチャードに話すのだった。ミカはこの騒ぎで社長を辞任し、新社長の意向で、今回の弁天水の話も白紙となった。カリスマに勝ち、凡人に負けたってことかとダー子は肩を落とす。

半年後。子供達にお弁当を持ち送り出すミカ。美のアスリートは現役引退かと思われたが、ヨモギを摘み、周りの主婦たちに声をかける姿からは、ミカの信念を感じさせていた。

感想

いつも最後は大金を騙し取ることに成功するダー子でしたが、今回はミカからお金をとることができませんでした。カリスマに勝ち凡人に負けたってことかというダー子の言葉のように、ミカを信用させお金を獲得するまであと1歩のところまできたはずでしたが、ほのかが週刊誌にネタを売り込んだことで全てが台無しになりました。

しかし、ミカの信念を聞いた3人はミカを騙すことに少し対抗を感じており、結果として騙すという行為が成立しなかったことはよかったのではないかとと思わせる展開でした。ミカは金に汚くてここまでの業績や名声があったわけではなく、ただ単に全ての女性を綺麗にしたいという信念のもとでここまで有名になったのだと感じました。

同時に、そんなミカに気がつき、餌を変えると言い出したダー子はやはり人を見る目に長けているんだなとも思います。

最後にミカは会社を手放し、2人の子供とごく普通の日常を送っていましたが、周りの主婦に美の情報を話すあたりがやはり美に対する信念の強い女性なんだと感じさせてくれ、素敵なラストでした。

第9話
スポーツ編

放送日:2018.6.4
あらすじ・ネタバレ

ダー子の部屋でサッカー観戦をするボクちゃんとリチャード。そこへちょび髭が訪ねてきていた。野球、サッカー共に応援していたチームがあったと語るちょび髭。しかし、オーナーが代わり全てが変わってしまったと言う。愛する2つのチーム潰したオーナー桂公彦。ちょび髭の依頼により今回のターゲットが決まった。

桂公彦。株式会社モスモスの代表。人気アプリ「モスモス」の開発で若くして億万長者になったという桂。学生結婚した妻には暴力を振るい離婚。スポーツ好きで様々なプロスポーツチームを買収するが、独断で改革を断行、横暴な現場介入によりファンやチームとの衝突が絶えないと言う。また、選手への暴言も有名で、チームが崩壊し立て直しできなくなると売却するという流れを繰り返しているようだ。

クラブを私物化する桂に、スポーツの本質は金儲けではない、心を熱くするものだとボクちゃんは言う。プロクラブが欲しくてたまらない桂は近頃、卓球バーに行きつけだと言う情報を得たダー子。野球界、サッカー界から締め出された桂はプロ化が目前とされている卓球に目をつけていると踏んだ。

ちょび髭は桂に実力チームTOKYO JET'S の社長を装い、チームの売り込みをする。中国ナショナルチームにもいた選手を迎え入れ、ますます力をつけているとアピールし人気チームになると豪語するちょび髭。しかし、中国選手を装うダー子とボクちゃんを紹介する前に、桂はこの話は無かったことにと言い帰ってしまった。

五十嵐はリサーチにより桂はもともと卓球には興味がなかったと言う。バスケのプロクラブを買収したがっていると話すのだった。しかしクラブチームからはことごとく拒否されていると言う。架空のチームを作って売りつけようとダー子は作戦を練り、ホームタウンを熱海に選んだ。まともな選手は協力してくれないと言うボクちゃんに、ダー子はまともじゃないのをスカウトすると言う。次々と声をかけらようやくメンバーを集めたダー子。集まったのは15年運動してない元代表候補、ケバブ屋の店員、アフリカンダンサー、反社会予備軍の三兄弟、素人集団同然のこのメンバーを特訓する。

ところ変わって、ダー子は桂にわざとぶつかり、作り上げたこのチーム、熱海チーターズのクラウドファンディング募集のチラシを拾わせる。ダー子の思惑通り、桂は熱海チーターズに食いついてきた。市民クラブだったチームは地元企業のオーナーを獲得、プロリーグ目前だったと桂にチームの説明をする。しかしオーナーの急死後、出資が宙に浮きクラウドファンディングにかけているのだと話してみせる。

桂は、ダー子が八百長をお願いし勝たせてもらった試合を見て、強豪相手に大したもんだとチームを気に入った様子だ。そして、ダー子が提示した年間運営費の2.5億をすぐさま支払った。簡単に釣り上げに成功したことで、ボクちゃんは撤退しようと言うが、ダー子は予定変更だと言う。チームの試合を実際見たいという桂はそれ次第で3年契約も可能だと話したと言うのだ。そのため、プロを目指すアマチュア大会にエントリーしたとダー子は話すのだった。

大会初日。見学に来た桂を前にチーターズは無残にも大敗してしまう。しかし試合後食事に招待してくれた桂は予想に反して、お前らみたいに骨のあるチームをやりたかったんだと言う。素人チームのチーターズはもちろん試合で大差をつけられて負け続けていたが、桂はベストを尽くせばいいのだと気にする様子はない。

ボクちゃんは負け続けるチームをよそに上機嫌な桂を疑問に思っていた。桂の真意はこうだった。弱いチームに節税対策として出資していたのだ。ダー子は卓球で騙そうとした際に強いチームに食いつかなかった桂を見て、そう感じ取っていたようだ。いい感じに負け続けろとダー子は言うがボクちゃんたちチームのメンバーは納得がいってない様子だ。

3週間後。安心し切ったダー子は試合すら見に行かなくなっていた。そんなダー子にリチャードは様子が少し変わってきていると伝える。慌てて確認に行くダー子。熱海チーターズは対戦相手と互角に戦い、さらにはファンまでつくようになっていた。それを見たダー子は人気チームになってどうするのかと怒る。そこに桂も現れ、オーナー命令だと五十嵐を出場させ負けるよう仕向けるのだった。

しかし、熱海チーターズは地元新聞にも取り上げられ、どんどん注目を浴びていた。チームメンバーたちも朝6時から集まって練習し、気合が入る。僕たちはただ勝ちたいだけだというボクちゃんにダー子は勝ってはダメだという。

そんな中、桂から連絡が入りほとんどの選手をクビにすると言い出した。3年契約は諦め、2.5億だけ持って早い内に撤収だというダー子。しかし、メンバーたちはお金はいらない、バスケがしたいと立ち上がった。部屋に戻ったダー子は何かを考えていた。

翌日、クビにすると言ったはずのメンバーたちが試合をしているのを見て、桂は怒っていた。3年間契約は無しだといい、1年分も契約違反で返してもらうと言う。そこに2.5億持ってちょび髭が現れた。ダー子たちは言われるまでもなくお返しします。スポーツを憎んでいる人とはできない。と言うのだった。

昨日、部屋で考えていたダー子は、ちょび髭に連絡してもう一度桂のことをあらい直していた。子供の頃から極度の運動音痴で、スポーツを憎んできた桂。学生時代は虐められ不登校に、妻もサッカー選手と不倫という過去があったという。そんな桂はスポーツクラブを買収し、選手をお金で支配することで優越感に浸っていた。気持ちはわかるがスポーツに罪はないというボクちゃん。しかし、桂は俺は頭を使ってのし上がった。単細胞の動物に餌を与えてやっているだけだと激昂する。

試合に戻るボクちゃん。ダー子は試合を見つめる桂に語りかける。「単細胞の動物も人間に成長する、自分の能力に気づき居場所を見つける、これがスポーツだ」と言うダー子。「本当にスポーツが嫌いならスポーツに関わろうとも思わない。虐められても除け者にされても、あなたは本当はスポーツが大好きなのよ」とダー子は続けた。

ラスト1分。ギリギリでスリーポイントシュートを放つボクちゃん。見事シュートは決まり、歓声が上がる。逆転かと思われたがこのシュートはノーカウントとなってしまった。しかしそんな声は届くこともないほどにチームは喜び、会場は盛り上がっていた。

2年後。熱海チーターズはついにプロリーグに参戦していた。そしてプロ初勝利を掴む。インタビューを受けるオーナーの桂は、「チーターズの初期メンバーにスポーツの素晴らしさを教えてくれた、感謝している」と語りかける。テレビの前で見守るボクちゃんとリチャードは肩を組み涙を流していた。

感想

強いチームを買収しては、あえて弱小化し破壊していた桂。節税対策のためにわざと弱いチームを作ってきたのではなく、スポーツに体する復讐心からこのような行為をしていたとは思いもしませんでした。

桂を騙すために寄せ集められたチームメンバーたちは負け続け、悔しさを覚えることで、自ら練習をし強くなりました。スポーツの素晴らしさは腐っていた選手や、スポーツに興味もなかった人間を次々と熱くし、さらには復讐心の塊だった桂でさえも動かす力がありました。

また、あのダー子でさえも、熱くなる選手たちを見て作戦を強行することを諦め、せっかくだまし取った2.5億すらも返すと言い出すほどでした。ラストシーンで、桂に語りかけるボクちゃんやダー子の言葉は、騙すためではなく桂を思っての発言だったように感じ、感動させてくれました。

桂は2年後も熱海チーターズのオーナーとしてインタビューに応じており、当初の計画通り3年契約を取り付けたのかなとも思いますが、ダー子たちが大金を手にした映像はなく、お金は諦めたように取れました。

回が進むにつれ、騙すということだけではなく、人間として大切なものを問いかける、そんなストーリー展開で毎回考えさせられるものがあります。次回、最終回はどのような相手が出てくるのか、ダー子たちはどんなラストを見せてくれるのか楽しみです。

第10話
コンフィデンスマン編

放送日:2018.6.11
あらすじ・ネタバレ

もうしっかり稼いだのだから詐欺師を辞めるべきだと2人に忠告し自らも足を洗うボクちゃん。ダー子たちのもとを出て行って1年。ボクちゃんは引越し業者に就職し、主任になっていた。そこに働きに入った新人の鉢巻。体が弱く働いたこともなかったと言う鉢巻は親が遺してくれたお金で生活していたが6ヶ月前に結婚詐欺にあったと言うのだ。騙された女の似顔絵を描いてボクちゃんにみせる。

ダー子の部屋に鉢巻を連れてきたボクちゃん。ダー子とリチャードが鉢巻を騙したと思い込むボクちゃんに、こんな人知らない、私じゃないとダー子とリチャードは言う。すると鉢巻は突然態度を豹変させ、仲間を呼びつけた。そして、手荒くスマホを奪い、顔を隠し拘束する。聞きたいことがあると言う鉢巻は子犬を探している、非常にタチの悪い子犬を。誰が子犬か名乗り出ろと言うのだった。

鉢巻秀男。またの名を孫秀男。麻薬を売り捌く中国人マフィアだ。昔、新たな取引ルートを開拓しようとした父の秀波が15億払い詐欺にあったのだと語る。そこから力を失った秀波は金が無くなり、人が去り、組織は消滅、孤独死したのだと言う。父を騙した子犬を探し出すこと、それが目的だと話す秀男。

名乗りでないダー子たちに、仲間を守るのかと言う秀男。私たちは仲間じゃない、家族でも友達でもない、金で繋がっているだけだと3人は答える。ダー子が指を鳴らし、子犬ならあいつしかいないと話し出す。3人は息を揃えて特徴を伝えるが、それは緊急時のために用意された架空の人物だった。それを見抜いた秀男は君たちは最高級のコンフィデンスマンだ、君たち以外にあり得ない。と言うのだった。情報を売ったのは誰かと聞くダー子に、秀男は電話をかけてみせる。電話の先にはすまないと言う五十嵐の声があった。

チョコパン、ジャムパン、クリームパン、どれがチョコパンかわからなければ3つ食べるまでだとピストルを突きつける秀男に、ボクちゃんは3つ食べてもチョコパンが無かったらどうするのかと言う。子犬はのうのうと生き、別人を処刑したと嘲笑うだけだと秀男を挑発した。逆上した秀男はボクちゃんにピストルを向け、今にも引き金を引きそうだ。ダー子は慌てて本当のことを話すと言い、子犬なんてコードネームは誰も使っていないと訴えかける。

秀男は人を騙すと言うことは自分自身を騙すということだと言う。君たちの真実の姿を思い出させてあげると秀男は語り出した。藤沢日奈子、西崎直人、鎌田清、3人の本名を呼ぶ秀男。じっくり話そうとまずはリチャードを連れて行く。

鎌田清。リチャードに元妻と娘の写真を見せつける秀男。リチャードは知らないと言い張るが、家族の命さえも脅す秀男に金を返すと言うのだった。しかし、秀男は金の問題ではない、メンツの問題だと子犬の正体を言うよう迫るのだった。

次に西崎直人、ボクちゃんが連れて行かれた。ボクちゃんの母親は美しく優しい人だった。しかし、成長するにつれ詐欺の片棒を担がされていると知るボクちゃん。母親が逮捕されたのを機に絶縁し人生をやり直すことに決めたのに、今も母の詐欺師仲間の2人に付き纏われているんだろうという秀男。「もうすぐママの誕生日だ、似顔絵を描かなくていいのか」とボクちゃんに迫る秀男。「覚えていない、あんただって母親の誕生日は覚えていないだろう」と返す。嘘と偽りだらけの日々に別れを告げ本当の自分を生きろと泣き落とし、子犬の正体を聞き出した。

最後に藤沢日奈子、ダー子が連れて行かれる。リチャードもボクちゃんも子犬の正体はダー子だと白状した、チームは崩壊だと秀男は言う。

ダー子は児童養護施設で育った。内気な女の子だったダー子は、もっとダダをこねてもいいとダー子と呼ばれるようになったそうだ。ボクちゃんの母と出会い詐欺師の技術を教わるダー子はお金を騙し取る楽しさを知ったが、求め続けたものは金じゃない、仲間、家族だったんだろうと秀人は語りかける。しかしそれも偽物だ、どこに行っても一人ぼっちの藤沢日奈子だと言い放つ秀男。

ダー子は秀男が熱心に探す子犬に聞きたいことがあるのかと聞く。身内にすら心を開かないことで有名だった孫秀波の心をどうやって掴んだのか聞きたいのだろうと、孫秀波の情報をさも知っているかのようにダー子は話す。秀波は秀男と母を追い出したのは愛していたからこそ、この世界から遠ざけたのだと話し聞かせるダー子。子犬を信じ切っていて話さなかったんじゃない、あなたをこの世界に踏み入らせないためだと言うダー子の発言に秀男は心を揺さぶられる。

無事ダー子は射殺されることなく、解放された。3人に有り金を全て振り込むことで手を打つと秀男は言い、自分の銀行口座を教える。次々と振り込む3人。そして「見逃してくれてありがとう。こらからは本当の人生を歩む」と声をかけるのだった。振り込みを確認した秀男は不気味に笑い、見逃すわけはない、金も貰うし命も貰うと言う。ついでにもう一つの嘘を教えてやると秀男は言い、リチャードとボクちゃんが子犬はダー子だと白状したと伝えたが、2人とも自分が子犬だと言ったと言うのだった。ダー子は驚き、3人は顔を見合わせ微笑んだ。

そこに警察のサイレンが聞こえる。リチャードが通報したようだ。秀男は3人に思い残したことはないかと聞く。本当の仲間だと確信できたというダー子たちは清々しい気分だと答えた。

強いて思い残すことがあるとすれば、先ほど見ていたサスペンスのDVDの犯人が誰かということかなとダー子は話した。そして、ダー子を撃とうとする秀男だが、なかなか引き金を引けない。そんな秀男を3人はできるわけないと煽る。部屋には銃声が何度も響いた。

その場を足早に去る秀男たち。ダー子の部屋から持ち去ったサスペンスを車内で流しながら、騙し取った喜びにわく。ふとサスペンスに目を落とす秀男は、ピストルは血のり入りの偽物で、訪れた警察も偽物というストーリーや、調べ上げたダー子たちの本名が犯人の名前と一緒だった気づき、仕組まれていたこととようやく気がついた。引き返せと声を荒げる秀男のもとには銀行からは全額引き出されていると連絡が入る。

ダー子の部屋に戻ってきた秀男たち。そこには大勢の警察官いた。しかし偽物だとタカをくくっていた警察官は本物で、ピストルや刀を持ち暴れた秀男たちは逮捕されてしまった。

遡ること5年前。孫秀波に近づく子犬、ダー子は15億の取引を成立させていた。子犬を心配し、パスワードは厳重にしているのか、自分を守ってくれる数字にしておけとアドバイスする孫秀波。自分のルーツ、産んでくれた母親と生まれた家の番地の数字は守神だとダー子に教えるのだった。

1年前にボクちゃんが出て行った後。リチャードは不審な動きをする孫秀男の存在をダー子に伝えていた。ダー子は五十嵐をスパイとして送り込み、細工したピストルも渡していた。そして、子犬の存在を探す秀男からそれとなく母親の誕生日や生まれた場所を聞き出し、銀行のパスワードも手に入れた。さらにお金を振り込むと謳い銀行口座もまんまと聞き出した3人。撃たれたフリをした後、一つ上の階の本当の自分の部屋に戻るのだった。その際、秀男に撃たれ、ボコボコにされた仲間も1人救出した。

ダー子たちは先ほど聞き出した情報を頼りにパスワードを解読、大金を騙し取ることに成功した。さらにら救出した仲間は専属バトラーとして雇ってやることにした。

「スパイやってくれたやつってどんな奴なの?」とボクちゃんは聞く。「まだ会ったことなかったっけ?そのうち、紹介するわ」とダー子。

帰ろうと席を立つボクちゃんをダー子が呼び止め次のターゲットを伝える。ホストクラブ社長矢代久美子と中古車チェーンの石崎社長。ダー子は2人まとめて騙し取ろうと言うが、ボクちゃんは「勝手にやってくれ、ボクは足を洗う」と言うのだった。「それ399回目」というダー子。リチャードがいつものように泣き落とし、ボクちゃんは手伝うこととなった。

目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で、何が嘘か。この世界は現実なのか、あなたが見ている夢なのか。コンフィデンスマンの世界はまだまだ続きそうだった。

感想

さすが最終話!と言える大ドンデン返しでした。しかし、この話は最終話ではありますが、エピソードゼロ、今までの話しが始まるもっと前のお話だったことに最後の最後に気づかされます。

物語の冒頭、足を洗うと言うボクちゃんにダー子はそれ398回目と言いました。1話で400回目と言っていたような気がするなと思いながらもこの数は適当なのかと受け流していたのですが、こんな細かなところにもこのエピソードゼロのヒントが隠されているとは思いもしませんでした。ストーリーや作戦の緻密さをこんな所にも感じさせられました。

秀男がダー子たちに接近していることを逆手にとり、敢えて近づき大金を騙し取ろうもするダー子たち。それぞれの生い立ちは非常にリアルで、秀男を騙すための作り物だと分かった後ですら本当のことなのかなと思えるほどでした。

五十嵐を秀男のもとに送り込み、偽の情報を流すダー子。さらに騙したという秀男へのネタバレをサスペンスのDVDで伝えるダー子の発想はユニークで思わず笑ってしまいました。そして、最高のコンフィデンスマン3人に視聴者である私もすっかり騙されてしまいました。

毎回引き込まれるストーリーと素晴らしい逆転劇を見せてくれたコンフィデンスマンJP。まだまだこの世界を見ていたいと思える素敵な作品でした。

『運勢編』

あらすじ

宇宙船の技術士を装うダー子とリチャードは社長の松崎に近寄っていた。月旅行に1番に行きたいと言う松崎に航空電子光学部門のトップのリチャードを日本に招いてはどうかと提案する。リチャードを接待し200万ドルを渡す松崎は、運良く1番に月に行けることになった。ボクちゃんは今回稀に見るひどい作戦だったと嘆き、ダー子にいつもついているだけだと言うのだった。

ところ変わって、投資家の阿久津は借金に苦しむねじ工場社長を賭けポーカーに誘い、さらなる借金を作らせ工場を担保にさせていた。ダー子は居酒屋でたまに会うこのねじ工場社長の話を聞き、阿久津晃を今回のターゲットに決めた。

証券マンを装い阿久津に接触する3人は、預かった現金5000万を2倍にして見せると預かった。自己資金5000万をプラスした1億円を返し、これに気を良くするであろう阿久津から3億円を騙し取ろうと言う魂胆だったダー子たち。しかし、阿久津にはダー子が詐欺師だとバレており、まんまと5000万を取られたまま逃げる羽目となった。

阿久津は想像以上の強敵だと言うリチャード。リチャードの占いによるとダー子の運勢はこれから下がる一方だと言う。占いなんて迷信だと言うダー子だったが、次から次に失敗する。今まで運に恵まれすぎていた、少し大人しくしていろというリチャードとボクちゃんだったが、ダー子は阿久津に負けっぱなしで泣き寝入りできないと言うのだった。そして臆病者に用はない、解散だと2人を追い出すのだった。

部屋で集めた阿久津の情報を見直すダー子はボクちゃんとリチャードに手紙をよこす。2人はそれぞれ手紙を読んだが、破り捨ててしまった。

数週間後。ボクちゃんは遺品整理の会社に就職していた。家族みたいな仲間と、やりがいのある仕事。しかし、遺品整理で価値がないと引き取った品々を社長が売り捌いているのを目撃してしまう。さらに粗大ゴミも山奥へ不法投棄していた。こんな悪態に心を痛めたボクちゃんは社長で暴力団関係者の渡辺若葉を釣ろうとちょび髭に電話をかけるのだった。

一方で、リチャードは海辺の町でサーフィンを楽しんでいた。そんなリチャードが贔屓に通うラーメン屋で亡き夫が残した借金に苦しむ韮山波子が、借金を理由に田島という男に言い寄られていた。好意を寄せるリチャードは中華料理店で修行し、店を繁盛させようと試みるのだった。

若葉をはめるため、ボクちゃんはちょび髭に父親の遺品整理の依頼をさせる。財閥に仕えていたという故人が大切にしていた机から書物一部を盗み帰った若葉。書かれている場所を探し当てると高額の茶器やダイヤのネックレスが出てくるのだった。そして若葉はまだ机に眠る残りの書物も、手に入れようと企てるのだった。

ところ変わって、ダー子は阿久津の別荘に1億円を持って乗り込んでいた。高額を賭け、ツーペアで勝負するダー子だが、阿久津はエースを含んだツーペアを披露。しかし、うどん屋として参加していた五十嵐がスリーカードを出し勝利となる。

そんな中、若葉は机を10万円で買い取らせてほしいと訪ねてきていた。ちょび髭は売る気はないと言うが1000万ならと値段をふっかけた。諦めて帰った若葉だったが、強硬手段を使い盗みを働く。それを知ったボクちゃんは撤収だとちょび髭に話し、茶器と首飾りを持ち去ろうとしていた。しかし、若葉に見つかり、返り討ちに合う。

一方で、リチャードが料理人として働くことで一時は大盛況だった波子の店。しかし、田島がグルメサイトで書いた悪評で人足はすぐに遠のいた。波子は田島の話を受け入れるしかないと悲しそうに言う。それを受け、リチャードは5000万を用意し黙って受け取ってほしいと波子に渡すのだった。しかし、朝起きると波子はお金と共に姿を消していた。残された手紙には相応しい人と幸せになってと書かれてあるだけだった。

五十嵐は一人勝ちを続けていた。それを怪しんだ阿久津は、五十嵐の配るカードの不正を暴く。ポーカー仲間はそれを機に帰り、ダー子と阿久津の一騎討ちとなった。ポーカーとは運を楽しむゲームだという阿久津。阿久津に会うまでは運の良い人生だった、阿久津に勝ちお金も運も取り戻したいとダー子は返す。

手持ちの3のスリーカードを見て、持ち金全てを賭けたダー子。2億か0かの大勝負に出た。そこに阿久津は強気にKのスリーカードを見せる。しかしダー子が見せたカードは細工によりフルハウス。勝負に勝ったダー子は2億を持ち帰ろうとする。しかし、そこに阿久津は元はと言えばお前から取った5000万を失っただけで損はしていないとダー子をあおる。その挑発に乗ったダー子はこの2億を賭けるから金庫から2億持ってこいと言うのだった。

勝負を始めた2人。俺が強運だと周りから言われるのは、やるべきことをやっている、それだけだ。と阿久津は言う。それを受け、ダー子は不確かなものにすがり付いて、右往左往しながら懸命に前に進もうとする。それが人間だと言い返す。隠し持ったエースを使いフルハウスを作り出すダー子。しかし、だからお前は負け犬なんだと阿久津はロイヤルストレートフラッシュで勝負に出るのだった。

いかさまだと怒るダー子に、やるべきことはやったが十分じゃ無かったなと阿久津は言う。その後、警察がガサ入れに入るという情報を得た阿久津は隠し通路から逃げてしまう。ダー子は拘束されたままの五十嵐を置いて行けず、警察に賭博の容疑で捕まってしまった。

出所後、偽の身分証を持っていたお陰でお説教で済んだとリチャードとボクちゃんに報告するダー子。落ちるところまで落ちたと言うダー子はいきなり立ち上がり、結果を見に行こうと言うのだった。

解散を宣言した数週間前のことだ。阿久津を調べ直したダー子。阿久津の昔の女、渡辺若葉と、ねじ工場の社長が過去に貢いでいたというプロのハニートラッパーの波子。2人の情報をダー子は手紙でリチャードとボクちゃんに伝えていたのだ。

リチャードはハニートラップに引っかかったフリをして波子を店から追い出した。そこに金塊が眠ると信じてやってきた若葉は店を買いたいと交渉する。若葉は阿久津に援助を頼み、結果として6億円を支払わせることに成功した。そして、最初に取られた5000万、土地や骨董品の購入費全て戻ってきた上に金庫の3億も見事手に入れることができた。

未亡人食堂詐欺をする波子を使い餌を作り、腐れ縁の若葉を使いその餌を阿久津の元へ届けさせる。阿久津にはわざとポーカで良いカードを配り大勝ちさせ、財布の紐を緩め食いつかせるというダー子の作戦は大成功だ。

一方で、波子は5000万の中身のほとんどが紙切れでわずか30万円ほどしかないことに気がついた。店に戻るとそこには金塊を掘り起こそうとする阿久津や若葉、その仲間たちがいる。その仲間の1人に驚く波子。実の息子と再会したのだった。

ボクちゃんが茶器を取り戻そうとして若葉に見つかったことも、さらにはダー子が警察に捕まったことも実はダー子が仕組んでいたものだったことがわかった。全ては「底に落ちぬ限り浮上せず」という占いを信じ、あえて最初から失敗を計画に入れてあったのだとダー子はは得意気に話す。ダー子は神様さえも欺こうとしていた。ダー子は完全復活を遂げたのだった。

感想

いつものように大どんでん返しがあるのだろうと思って見始めましたが、今回も予想を上回る展開と見事な伏線回収でした。

今回、あの無敵とも思われていたダー子が阿久津を前に苦戦を強いられました。勝てるようイカサマをしたポーカーですらも阿久津はその一歩上を行き、お金も取られた上に逮捕までされてしまったダー子。まさかそれすらもシナリオだったとは驚きしかありませんでした。

敢えて逮捕され、一旦どん底まで落ちてみせるダー子は運命の神様すらも欺きました。その人並外れた発想力の素晴らしさにはいつも感心させられます。そして、そんなどん底にボクちゃんにも痛い思いをさせながら付き合わせる所がダー子ならではだなと思わせてくれました。

さらに、一旦は解散かと思われた3人。ダー子が2人を誘う手紙も無かったものとし、いよいよ決裂なのかと思わせておきながら、3人はそれぞれの場所で餌を見つけ、着々と阿久津を釣り上げる準備をしていました。

いつも仲間じゃない、家族じゃないと言い合う3人ですが、警察に捕まったダー子を心配するリチャードやボクちゃんの姿からも、3人は立派な仲間だなと感じました。またこの3人のコンフィデンスマンぶりをどこかで見たいなと思います。

『コンフィデンスマンJP』の番組情報

『コンフィデンスマンJP』ってどんなストーリー?

コンフィデンスマンとは「信用詐欺師」。さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大な計画で悪徳企業やマフィアのボスなど悪い人たちから大金をだまし取る、痛快なコメディです。『オーシャンズ11』のようなもの。

主人公・ダー子(長澤まさみ)が魅力的で、ついつい感情移入して応援してしまうですよね。それで最後までハラハラしていると最後に「そうだったのか!」と大どんでん返しにハマっちゃう。どこからダー子たちの演技が始まっているのか、気が付けない人も多いはず。

長澤まさみさんは、これまでどちらかといえばキレイな主役が多かったと思います。でも今回のヒロイン・ダー子は、変顔だけじゃなく芸人顔負けのギャグも連発したり、コテコテの色仕掛けをしたり、コメディアンに近い。それが見事に長澤さんにマッチしているから不思議です。

2018年4月期にクールドラマとして月9で放送され、その後2019年5月に『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』、そして映画の後日談としてスペシャルドラマ『運勢編』が放送されました。

映画第2弾『プリンセス編』が新型コロナの影響で延期していましたが、2020年7月23日に公開が決まりました。

『コンフィデンスマンJP』のスタッフ情報

【脚本】
古沢良太
【音楽】
fox capture plan
【主題歌】
Official髭男dism「ノーダウト」
【企画】
成河広明
【プロデュース】
草ヶ谷大輔、古郡真也
【演出】
田中亮、金井紘、三橋利行
【制作・著作】
フジテレビ
【公式SNS】
  • Twitter
  • Instagram

『コンフィデンスマンJP』のキャスト一覧

ダー子:長澤まさみ
正体不明の美しきコンフィデンスウーマン
ボクちゃん:東出昌大
真面目で小心者の若きコンフィデンスマン
リチャード:小日向文世
百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン
五十嵐:小手伸也
狡猾で欲深い腕利きのコンフィデンスマン

『コンフィデンスマンJP』のゲスト出演者

第1話
赤星栄介:江口洋介
公益財団「あかぼし」会長。日本のゴッドファーザー。
第2話
桜田しず子:吉瀬美智子
リゾート会社「桜田リゾート」社長。経営難の旅館・ホテルを買い取って再生するやり手社長。
第3話
城ヶ崎善三:石黒賢
有名美術評論家。美術評論家としての目は本物だが、不当に安く買い上げ、裏社会の顧客に高く売却するお金に汚い男。
第5話
野々宮ナンシー:かたせ梨乃
野々宮総合病院理事長。知名度とイメージ戦略で病院経営を成功させる。だが賄賂を平然と受け取り、高額の患者を優先するなど悪行が目立つ。
野々宮新琉:永井大
野々宮総合病院の跡取りとして数々の難手術を成功させるスーパードクターだが…
田淵安晴:正名僕蔵
野々宮総合病院の外科医。ナンシーに医療過誤をでっち上げられ職を失う。
第6話
斑井満:内村光良
地方再生や町おこしを得意とするアメリカ帰りのコンサルタント。実態はタダ同然の金額で土地を買い付けて、知り合いの産廃処理会社に土地を転売する悪徳業者。
川辺守夫:野添義弘
ボクちゃんが訪れた十色村のラーメン屋の店主
川辺美代:長野里美
川辺の妻
第7話
矢島理花:佐津川愛美
与論の愛人の子供。現在はスリで服役中。
与論要造:竜雷太
鎌倉に住む資産家。経済ヤクザ。
与論祐弥:岡田義徳
資産目当てに戻ってきた理花の兄。
与論弥栄:桜井ユキ
資産目当てに戻ってきた理花の姉。
第8話
美濃部ミカ:りょう
元モデル、美容整形クリニックを開業した後、様々な事業を立ち上げ大成功。ミカブランドの代表。
福田ほのか:堀川杏美
ミカから酷いパワハラを受け続けたことが原因で心身ともに病み、退職に追い込まれた。
第9話
桂公彦:小池徹平
株式会社モスモスの代表。さまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、クラブを私物化し、横暴ともいえる現場介入を繰り返してチームを崩壊させては放り出している。
ちょび髭:瀧川英次
ダー子の部下。様々な役柄に扮してダー子らを助ける。
第10話
鉢巻秀男:佐藤隆太
麻薬を売り捌く中国人マフィア。大金を騙し取られた父の復讐のために3人に近づく。
第11話
松崎:船越英一郎
アプリ開発会社の社長
阿久津晃:北村一輝
投資家とは名ばかりの闇金業者。
渡辺若葉:中山美穂
遺品整理会社『おもかげ』の社長。
韮山波子:広末涼子
夫を亡くし、ひとりで中華料理店を切り盛りする。
モナコ:織田梨沙
ダー子の弟子。

月9

放送期作品名
2020年鍵のかかった部屋
コンフィデンスマンJP
SUITS/スーツ2
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~
2019年シャーロック
監察医 朝顔
ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜
トレース〜科捜研の男〜
2018年SUITS/スーツ
絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜
コンフィデンスマンJP
海月姫

-2018年, クールドラマ
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